礼拝191027

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2019年10月27日 三位一体第20主日礼拝 題:「後継者エリシャ」
聖書箇所:エペソ人への手紙4章1節 説教:丸大勝牧師
北イスラエルの悪名高き王アハブの時代(BC875-854年)に、主は預言者エリヤを遣わされた。列王上17章から列王下2章までに彼の働きについて記されている。最も大いなる霊的戦いとして知られているのが、バアルとアシラの預言者850人との壮絶な戦いである。ところが、さすがのエリヤもアハブの妻、毒婦イザベルの脅迫に恐怖してしまうほどに燃え尽きてしまった(列王上19:3-8)。それは、「今わたしの命を取ってください」(19:4)と言うほどであった。彼は後継者を要していたのである。エリヤの必要をご存じであられた主は後継者としてエリシャを備えられていた(19:19-21)。エリシャはエリヤと寝食を共にしながら預言者としての訓練を受けていった。そして、数年後、ついにエリシャが独り立ちする時がきた。それが、列王下2:1-14に記されている。彼はエリヤに霊の二つの分を求めた。それは、当時ユダヤ人が父の財産を譲渡される時、長子が他の子の二倍を受けたことと重なる(申命記21:17)。エリシャはエリヤの長子として最も良きものを受けたのである。後継者となったことが、エリヤから譲り受けた外套により証された。これは、物を受けたというよりも、エリヤが聖霊に満たされていたように、エリシャも同じように聖霊に満たされた預言者に姿変わりしたことを意味しているのである。それ以来、エリシャは様々な働きのために用いられていく。①悪い生活水がよくなる(列王下2:19-22)。②預言者のひとりの妻と子どもを救う(4:1-7)。③シュネムの母親と子を救う(4:8-37)。④わずかなパンで大勢の人々の空腹を満たす(4:42-44)。④スリヤの軍勢の長ナアマンを癒す(5:1-14)。⑤預言者学校を設立し後継者を育てた(2章などの預言者のともがら)。このように、エリシャは、エリヤの後継者として用いられていった。それは、BC850-800年頃で、ヨラム、エヒウ、エホアハズ王にまで及んだ。奉仕期間は50年であった。エリシャの生涯により教えられることは、神は、確かに全知全能であるが、主の働き人を要しておられるということだ。主は人を器として用いてその御業をなさるお方なのである。あなたも主の働きを担う、信仰の後継者としてその任務があることを覚えていただきたい。主はあなたを召しておられる。その召しにふさわしく生きていこうではないか。