礼拝R30228

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2021年2月28日 四旬節第2主日礼拝
題:「天の勝利と再臨のキリスト」
聖書箇所:ヨハネの黙示録19章1~11節 説教:丸大勝牧師
ヘンデルのメサイアは、1741年に作曲された。三部構成の第二部の最後に歌われるのが、有名なハレルヤコーラスである。その背景が黙示録19:6なのである。分解 1-5「天での勝利の賛美」 6-10「小羊の婚宴」 11-21 「再臨のキリストの勝利」 17章で宗教的バビロンが崩壊し、18章では政治的経済的バビロンが崩壊した。「この後」(1節)天の大群衆の大賛美が展開する。1節と2節のハレルヤは、患難時代に救われて殉教した者たちの祈りの成就である(6:9-11)。4節のハレルヤは、携挙された教会と天の御使いの賛美である。6節のハレルヤは、小羊の婚姻を喜ぶ賛美である。「花嫁」は、教会。9節の婚宴に招かれた者たちは、旧約の聖徒たちと殉教した者たち。ともども幸いな者たちが結集する。それは、千年王国の備えである(マタイ25:1-13)。11節以下は、再臨のキリストの描写である。神の正義の裁きを行い、地上に正しい支配を確立するため顕現されるのである。主は勝利の象徴として白い馬に乗って現れる。それは、小羊としてではなく、将軍、勇士としての登場である。初臨は、罪の贖いのために来られ、再臨は王の王、主の主としての征服者として戻って来られる(第二テサロニケ1:7-10)。主は初めに来られた時には赦しをもたらし、二度目は審判をもたらすために来られる。主の名は、「神の言」(13節)と呼ばれ、その言には権威がある(15節)。いよいよ神の大宴会が設けられる。そこに空に舞いかける猛禽類の鳥たちが集められるのだ。そこにおいて神の敵が打たれ死体の山となる。その肉を食うために鳥たちが来る(18節、エゼキエル39:17,マタイ24:28)。天の婚宴との違いが強烈である。最後の戦いが16:16のハルマゲドン(メギドの山)での戦争である。そこで「獣と地の王たちと彼らの軍勢」が共に集まり、キリストとその軍勢に戦いを挑むのであるが、天の軍団の出番なく、いとも簡単に主のみの力で戦いに勝利するのである。これは、直接的にはイスラエルと反キリストとの戦いである。この結果、イスラエルは三分の二が失われ、そのまま全滅するのかという危機にまで追い込まれるが、この時、キリストが再臨されるのである(ゼカリヤ12:8,9,12:10,13:8)。そして、反キリストと偽預言者が火の池(ゲヘナ)に投げ入れられるのだ。