礼拝R31003

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 2021年10月3日 三位一体第19主日礼拝 題:「教会への勧め」
聖書箇所:ペテロの第1の手紙5章6~11節 説教者:丸大勝牧師
今、コロナ禍で大変だと言われているが、初代教会の迫害や患難と比べるならば、こんな平和で安心と安定が与えられている時代はないと思われる。神学校での授業で与えられた御言を思い出す。「もしあなたが、徒歩の人と競争して疲れるなら、どうして騎馬の人と競うことができようか。もし安全な地で、あなたが倒れるなら、ヨルダンの密林では、どうするつもりか」(エレミヤ12:5)。お互いの人生において、身が引き締まる主のお言葉である。こんな平穏無事な時代に身を置きながら、弱り果て打ちのめされてはならない。将来、もっと厳しい時が来るかもしれないのだから。今朝、この章によってしっかり備えられたい。分解1-4 長老たちへの勧め。5 青年たちへの勧め。6-7 謙遜と信頼について。8-11 悪魔に勝利すること。12-14 終わりの挨拶と祝祷。ペテロは、最後までキリスト者の苦難と栄光との関係について語っている。①自ら主の苦難の証人であること。②やがて現れる栄光に与る者であること。③苦難は栄光に入る通路であること。「キリストと栄光を共にするために苦難をも共にしている以上、キリストと共同の相続者(子としての神の相続の意味)なのである」(ロマ8:17)。それゆえに、間違いなくその栄光に入るために、教会は敵である悪魔の働きを霊的に見抜き、騙されることなく、信仰にかたく立って、抵抗しなければならない(9節)。その勝利の秘訣は、①謙遜。悪魔の性質は傲慢である。教会がその誘惑に囚われると信者同士傲慢になって同士討ちを始める。結果的に共同体の破壊が起こる。神と人との前の謙遜は、教会を悪魔の誘惑から守る。②信頼。信仰の戦いのために、様々な状況にある時、自分で解決しないで、神を信じ信頼することである。アダムとエバは悪魔に敗北したではないか。賀川豊彦師は、「悪魔と戦うのではなく、逃げよ」と言われたと聞く。自らの無力を徹底に知って神の助けと導きのために一切のことを神に委ねつつ歩むことである。「あなたがたの思い煩いを、いっさい神に委ねなさい。神があなたがたのことを心配してくださるからです」(7節 新改訳)とある。信仰の処方箋。①起こった事、起こりもしない事を恐れないで信仰の心のフィルムに換える。②今日の多くの事を明日に持ち込まない(哀歌3:26)。