礼拝R31017

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 2021年10月17日 三位一体第21主日礼拝 題:「異端との戦い」
聖書箇所:ペテロの第2の手紙2章1~12節 説教者:丸大勝牧師
今も昔もキリスト教会は、異端との戦いにあるといって過言ではない。初代教会も多くの偽りの教えがはびこり、信者たちを惑わしていた。分解1-3 偽教師の出現。4-9 不敬虔な者の滅亡(神の裁き)。10-16 偽教師の特徴。17-22 偽教師の危機。ペテロはこの2章で、それらの問題で苦悩している信者たちを励まし警告するために、旧約聖書のノアとロトの時代を引用して、その頃の世の乱れと腐敗によるおぞましき世界を神は水と火で滅ぼされたことを指摘している。当時も偽預言者や偽教師が出てきて、異端の教えを語り大きな影響力をもって教会を脅かしていた。異端の特色は、贖いの主を否定する(1節)。この異端に陥る罪は、放縦、淫行、肉欲(2,14節)、貪欲(3,14節)、甘言(3節)、わがまま(10節)、そしり1(10,12節)、酒食(13節)、むなしい誇り(18節)などがある。現在も、彼らの誘惑に陥らないように警戒しなければならない(2,14,18節)。ペテロの時代には、グノーシスと呼ばれる教えがあった。それは、異教の教えを巧みに合体させて、高いレベルの思想であるかのように装い人々を引きつけたのである。しかし、実際は人を肉欲に引きずり込むだけであった。教会はこのような教えに惑わされてはならない。今も信者はかたちの違った異端にさらされているといえよう(世界平和統一家庭連合《統一協会》、エホバの証人《ものみの塔》、末日聖徒イエス・キリスト教会《モルモン教》、クリスチャンサイエンス、新天地、タラッパン、摂理、万民教会など)。それらの団体によるものだけではなく、既成教会が徐々にカルト化する危険もある。教職が教祖のようになり、信者を支配し、パワハラ、セクハラ、財産管理までして、自分の権威を好き勝手に行使するようなケイスも出てきている。これも異端である。しかし、ノアやロトが救い出されたように、「主は、信心深い者を試練の中から救い出し」(9節)てくださるお方である。では、異端やカルトから自らを守るためにどうすればよいのだろうか。それは、今以上に神(キリスト)を知ることである。「召されたかたを知る知識」(第1ペテロ1:3)に富む者となろう。彼を知る程度と世の汚れを受けない程度とは比例する。もっと主を知ろうではないか。「わたしは切にあなたをたずね求め」(詩篇63:1)とある。