礼拝R31219

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 2021年12月19日 クリスマス礼拝 題:「イエスという名」
聖書箇所:マタイによる福音書1章21節 説教:丸大勝牧師
メリークリスマス!ご来会を心から歓迎したい。マタイ1章18節以下のところにイエス・キリストの誕生の次第が記されている。これはおとぎ話ではなく史実である。では、イエス・キリストとはどのようなお方なのであろう。①「ユダヤ人のアブラハム、ダビデの子孫であるお方」(1-17節) 一連のアブラハム契約の流れで神の約束としてメシヤ(救い主《ヘブル語》)として来られた。これは預言の成就としての誕生でもある。②「聖霊によって身ごもり生まれたお方」 男女の営みによって受胎したのではなく、神の霊の働きによって処女マリアの胎内に宿られたお方なのである。18,20節に「聖霊によって」と繰り返されているのは、それが人間の理解を越えた超自然的な事実であることを証しているのだ。聖霊による妊娠であることを最もよく知っていたのは、母となったマリアその人である。婚約者ヨセフはマリアの妊娠を知ってどんなに驚いたことであろう。彼は最初事の真相を知らぬまま、秘かにマリアを離縁しようとした。ヨセフは正しい人で彼女をさらし者にしたくなかったからである。ユダヤでは律法により不貞の女には石打刑が待っている。ヨセフは、マリアをかばい理由を明かさずに別れようとしたのである。それは、世間の非難の矛先を自らに向けることを意味していた。③「イエス・インマヌエルと名づけられたお方」 ヨセフとマリアの危機的状況に神さまがご介入された。天使がマリアに受胎告知したように、ヨセフにも御使いが遣わされてマリアに宿るいのちが聖霊による救い主であることを告知したのである。「名は体を表す」ということわざがある。名前はその物や人の性質や実体をよく表すものだということである。救い主イエスこそその言葉にぴったりの名前はないと思う。まず、御使いは、ヨセフに幼子が生まれた時、「イエス」と名づけなさい、という。これはギリシャ語である。ユダヤ人が使うヘブル語では、「ヨシュア」(主は救い)という。それは、「おのれの民のもろもろの罪から救う者」という意味である。「おのれの民」とは、ユダヤ人を指しているが、ルカによる福音書では、「すべての民に与えられる喜び」(2:10)とあり、イエスが全世界の救いのためこの世に来られたことがわかる。もう一つは、「インマヌエル」で「神われらと共にいます」という意味である。